ピース・アニマルズ・ホームの能町施設の猫たちについて発信するインスタグラムのアカウント、「ピース・アニマルズ・ホーム_能町猫ボランティア🐾」が開設されました。
「ピース・アニマルズ・ホーム_能町猫ボランティア🐾」は「ピース・アニマルズ・ホーム ボランティア」に続き、現在ピース・アニマルズ・ホームとして公認する2つ目のインスタグラムのアカウントとなります。
ピース・アニマルズ・ホームに入所している猫たちは、一時的に預かっている猫を除いて、ほぼすべてが譲渡対象です。
入所直後からフレンドリーで、すぐにでも新しい家をみつけられそうな猫、入所当初は人とのコミュケーションが苦手であっても、毎日のお世話や声かけを続ける中で次第に人慣れし、機会さえあれば譲渡のプロセスに入れそうになった猫、ずっと内気なままの猫や、慢性疾患や重い病気を持つ猫、高齢の猫など、様々な猫がピース・アニマルズ・ホームには入所しています。
猫たちの性格やふるまい方は様々ですが、どの猫にもそれぞれ固有の良さというものが確かにあります。猫たちがもつそうした良さは、私たちが特に何もしなくても猫たち自身でそれを発揮していることも多いですが、たとえある猫の良さが隠れたままで見えにくいものであったとしても、それは猫との関係を築いてゆく中で現れてきたり、育っていったりするもので、新しい関係性が生まれることで現れてくることもあります。
保護施設で動物たちのケアをするということは、日々の健康管理だけではなく、猫たちのそうした良さに気付いて、それらを伸ばし、人に伝えてゆくということも含まれています。
里親を希望される方たちには猫たちのそうした良い所を直接見ていただいたり、理解していただいたりしながら譲渡の様々なプロセスに入っていただきたいのですが、特に最近はコロナ禍の影響により、里親希望の方たちに施設に来ていただいて、猫たちと直接的に対面する機会を作り、譲渡手続きを進めてゆくといったことがスムーズにはできなくなりました。
人の行動に制限がかけられ、里親希望の方にピース・アニマルズ・ホームの猫たちのことを知ってもらうことが難しい日々が続いています。
ピース・アニマルズ・ホームのボランティアの方から、こうした状況においても、どのような猫たちがピース・アニマルズ・ホームに入所していて、どんな様子ですごしているか、現状ではなかなか伝えにくい猫たちの良さや魅力を皆さんに少しでも見知っていただいて、譲渡に繋げる取り組みを行いたいというお話をいただき、インスタグラムで能町施設の猫たちについて発信していただくことになりました。
このアカウントを運用されるのはピース・アニマルズ・ホームの能町施設のボランティアとして学生時代から活動をはじめ、社会人となった今でも能町施設の猫たちのケアに精力的に長く携わっていただいている方で、能町施設の猫たちのことについて、とてもわかっておられる方のお一人です。ご自身も猫と暮らしておられます。
すでに幾つもの投稿がなされており、ピース・アニマルズ・ホームのインスタグラム公式アカウントやこのウェブサイトで何らかの形で取り上げてきた猫たちの姿も見られます。
ピース・アニマルズ・ホームのインスタグラム公式アカウント、ボランティア・アカウントとあわせてご覧いただければ幸いです。
※追記。『ピース・アニマルズ・ホーム_能町猫ボランティア🐾』はアカウントを担当なさっておられた方が遠方に転居され、今後の更新が難しくなったため終了させていただくことになりました。
閲覧・支援していただいた皆さんにお礼申し上げます。アカウントはアーカイブとして残しておきます。