毎月第2週の金曜日の午前10時10分ごろから、FMとやまでピース・アニマルズ・ホームのラジオ番組「We Love Animal」を放送しています。
2月の放送回でも少しふれていますが、3月12日の放送でも、高岡市戸出の放牧場で衰弱し、瀕死の状態であった競走馬レイズアスピリットの保護について以下のようなお話しをいたしました。
昨年の12月末に「競走馬を救出してほしい」とピース・アニマルズ・ホームにメールや電話で連絡を頂きました。
今年の富山県は35年ぶりの豪雪でした。そうした状況下でも逃げ込んで体を休められる小屋などもない放牧場で、雪や雨風に晒されながら長く頑張って来たレイズアスピリットですが、皆さんのご支援もあり、救出・保護することができ、ピース・アニマルズ・ホームの馬として、譲渡も2月半ばに正式に成立しました。
現在は、レイズアスピリットの救命時から治療に携わって頂いている金沢競馬場の獣医師、富山県馬術連盟の皆さんにより、暖かくお世話をさせて頂いています。
今は治療に専念してもらい、一刻も早くもとの体に戻り、穏やかな余生をすごすことができる状況を整えたいと考えています。馬の平均的な寿命を考えると現在10歳ほどのレイズアスピリットは、あと20年ほど頑張ってくれることになります。長い道のりですが、最後までレイズアスピリットのお世話をさせて頂きたいと思っています。
今回のレイズアスピリットの保護においては、富山県内だけでなく、全国の皆さん、また海外の方からも励ましのお言葉やご支援金、ご支援物品をいただき、本当にありがとうございました。今後とも皆さんのご無理のない程度、方法でご協力、ご助言をいただきたいと思っています。
なお、「We Love Animal」のコーナーは4月からは、同じFMとやまにて、毎月第一火曜日の午後2時25分からの放送となります。番組の聞き手はこれまでと同じく、山崎奈津子さんです。今後とも皆さんのご視聴、ご声援をお願いします。